小説引用文 名言 名台詞 (スティーヴン・キング)

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子どもは大人のようにはショックと闘わない。子どもはショックに順応する。おそらく十三歳くらいになるまでは、絶えずショックを受けつづける状態にあるからだろう。
スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員
ネッドは強く頭を左右にふった。「神がいるのなら、物事には筋が通っているはずだよね」地面を見おろしながら、そう言葉をつづける。わたしはまだ若者の背中に手をおいていた。ひとっ走りしたあとのように、その背中がうねるのが感じられた。「神がほんとにいるのなら、すべてに筋が通っているはずじゃないか。でも、現実にはそうじゃない。ぼくには、ひとつも筋が通ってるように見えないんだ」
回想のビュイック8〈上〉
「忘れちゃいけないことがある」祖父はいった。「人間がいくら数を早くかぞえようと、そんなものは時間となんの関係もないってことだ」
メイプル・ストリートの家
そんなことがわかっても……クソの役にも立たない。
「決まり文句で恐縮ですが」カーティスはいい、ここでも声をあげて笑った。
夜がはじまるとき
いつだってこの手の話は、哀れなアホタレがこう言って終わる。これで最後だ、もう金輪際やらない。
夕暮れをすぎて
「いやまあ、あれを体験してこその人生だな」ある日マット・バビッキが、オーヴィル・ギャレットとスティーヴ・デヴォーを前にして、そう話していた。「地下に降りていって、コピーマシンの上に真新しいボールペンがひと箱と、梟の目玉が浮いているホルムアルデヒドのガラス瓶が載ってるのを目にするなんて、ざらにあることじゃない。一瞬で目が覚めるぞ」
回想のビュイック8〈上〉
夢は、夢を見る当人よりも先に老けこんでしまう
ドリームキャッチャー〈1〉
「ほかの人がいっせいにぼくを見て、あっという間に目をそむけましたよ。都会の流儀はあなたもご存じでしょう?どこの街角にもひとりくらいは、頭のいかれた説教師が立っていて、イエス・キリストはタッパーウエアを愛しているとわめいてるじゃないですか」
メイプル・ストリートの家
ロバータにとってあの四人組は、天国からダディッツにつかわされた友人であり、高潔な心と低俗な口をあわせもった天使だった。あの四人ときたら、ダディッツが《ファッウ》という卑語を口にしはじめたとき、これはファッドといおうとしているのだと大真面目に説明しようとした。ピートが新しく飼いはじめた子犬の名前で、フルネームはアニメ<ルーニー・テューンズ>で有名なエルマー・ファッド、それを縮めてファッドといっているのだ、と。もちろんロバータは、四人の話を信じているふりをした。
ドリームキャッチャー〈2〉
「ああ。だけど、ホットドッグは途中でなくしちまった」
「役立たずもいところだな」ジョーンジーは身をわななかせながら、ゆっくりと息を吸いこんだ。「このつぎは、わたしが買い物にいくよ」
「尻(ケツ)割って死ねよ、このクソ野郎」ヘンリーがいい、ジョーンジーは笑みを浮かべたまま闇のなかに滑り落ちていった。
ドリームキャッチャー〈4〉

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