小説引用文 名言 名台詞 (古処誠二)

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「お前が責任を持って苦痛から解放してやれ。分かったか」
遮断
こぼれる涙は蒸発した。
分岐点
敵が人間である実感は耐えがたかった。砲弾に対しても戦闘に対しても感じなかった一種の恐怖が沢井の体を包み込んだ。
人間である以上、敵にも感情がある。そしてきっと表情もある。被甲のガラス越しに見える濠州兵の目には涙が浮いていた。
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「われがどう思うかは勝手じゃが、借りを返されたち考えるんも悪うなかろう」
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