小説引用文 名言 名台詞 (石持浅海)
「貴姉さん、それは不毛な質問ですよ」
深澤が口を開いた。貴子の視線が深澤に移る。「不毛って?」
「なにもなかったのなら、古賀はそう答えます。逆になにかあったのなら、よりによって貴姉さんに、そんなこと言えるわけがありません。真実がどちらでも、答えはノーしかあり得ない。だから不毛なんです」
よくわからない理屈だ。でも、それを聞いた貴子の頬が緩んだ。
「相変わらず口がうまいわね」古賀と深澤を等分に見た。「実直な奴と、口のうまい奴。あんたたち、本当にいいコンビだわ」
深澤が口を開いた。貴子の視線が深澤に移る。「不毛って?」
「なにもなかったのなら、古賀はそう答えます。逆になにかあったのなら、よりによって貴姉さんに、そんなこと言えるわけがありません。真実がどちらでも、答えはノーしかあり得ない。だから不毛なんです」
よくわからない理屈だ。でも、それを聞いた貴子の頬が緩んだ。
「相変わらず口がうまいわね」古賀と深澤を等分に見た。「実直な奴と、口のうまい奴。あんたたち、本当にいいコンビだわ」
- 水の迷宮
- 4334742424
「石持浅海
」 by Amazon
読書SNS 「趣味は読書。」
本を読むのが好き、というひとのためのSNSです。未読既読の簡単な記録やメモ、本棚がわりに。
